マンションにするか、戸建にするか。
家の購入を考えているときに、多くの人が悩むのは、マンションにするか、戸建にするか、という点である。戸建にするか、マンションにするかにて、かなり暮らしが変わるといってよい、重要な判断である。戸建とマンションのメリット・デメリットについて、頭に入れておくことが大切。まずマンションであるが、共同住宅と言われるように、一つの建物に多くの世帯が暮らすという点が、戸建と大きく異なる。
他人同士が集まって住むのは、特にデメリットとは限らない。都会から比較的近い限られた土地を、比較的安価で有効に使うことができる。更に住む人が多くなることで、スケール(規模)メリットが生まれる。マンションの付帯施設などを充実できたり、計画的に補修を行えたりする。もちろん共同生活ゆえの成約事項も多い。例えば、外壁や外廊下等の共用部分は勝手にリフォームができない。また、上下階や隣の住戸に迷惑をかけないよう、音に配慮が必要であるマンションこそが住民同意のコミュニティが重要である。
次に、戸建のメリットを上げてみる。まずは庭があることをメリットとしてあげる人が多い。更に、敷地内に駐車できる場合が多いとか、ペットも飼えるというのもある。もちろんリフォームは自由にできるし、音の心配はマンションほど必要ない。一方で、戸建のデメリットは価格の面がある。一戸当たりの土地面積が大きくなるので、駅の近くで買おうとすると予算オーバーになることが多い。また、住宅密集地区の場合、日照に問題があったり、3階建ての場合には階段の昇り降りが大変な場合がある。
様々な要素を検討して、自分で妥協できる点と妥協できない点をよく吟味して判断したい。
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購入したら、「区分所有者」となる。
マンションは一つの建物を何人かで分けて所有する「区分所得」となる。マンションは、区分所有者の共有財産で、住民は区分所得者と呼ばれる。こちらの内容は「建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)」にて記載されている。マンションという財産価値をある程度の水準で維持するため、マンションの管理規約を作り管理することになる。
こちらの規約には、マンションの共有部分の変更や建て替え等の内容が具体的に記載されている。また、管理規約の改正などが必要になった場合にどのくらいの割合で賛成が得られれば認められるか、等の内容も記載れている。マンションの購入に際してのチェック対象は、専有部分だけでなく、共有部分についても行うことが大切。購入前から「建物の一部を買う」ということを念頭に置いて、マンションの全体像をつかむように心がけることが大切。
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